猛暑暑さに強い遮熱塗料ってなに 🥵?

ブログ 2025.07.01

✅ 暑さに強い塗料とは？

「暑さに強い塗料」とは、太陽光の熱を反射・遮断することで、室内温度の上昇を抑える塗料のことです。
特に遮熱塗料と断熱塗料の2つが主流です。

① 遮熱塗料（しゃねつとりょう）

太陽光（赤外線）を反射し、屋根や外壁の表面温度を下げる

屋根・外壁の温度が最大20～30℃低下する場合も
室内温度も平均2～5℃ほど軽減できる
特に金属屋根・濃色塗装で効果を発揮

【代表的な遮熱塗料】

日本ペイントサーモアイシリーズ

関西ペイントアレスクール

アステックスーパーシャネツサーモ

② 断熱塗料（だんねつとりょう）

塗膜自体が熱の伝わりを抑え、外の熱気・冬の冷気を遮断

夏は涼しく、冬は暖かさをキープする
遮熱＋断熱のハイブリッド効果あり

【代表的な断熱塗料】

日進産業ガイナ（ロケット開発技術応用）

エスケー化研クールタイトF（断熱＋遮熱）

✅ 暑さに強い塗料にするメリット

✔ 室内温度上昇を抑え、エアコン効率UP
✔ 電気代・冷房費の節約につながる
✔ 屋根・外壁の表面劣化も抑える
✔ 熱による屋根材の反り・劣化防止

✅ 注意点

色によって効果が変わる（白系・淡色の方が効果大）
遮熱塗料だけでは雨漏り防止にはならない（別途点検必要）
高性能塗料はやや高額だが、長期的なコスパ良好

✅ おすすめする建物・用途

✔ 夏場の2階・屋根裏が暑い
✔ 金属屋根・スレート屋根の家
✔ 築10年以上で塗り替えを検討している
✔ 光熱費削減・快適性アップを目指したい人

蒸し暑い梅雨が明けると、今年も猛暑がやってきます🎐

皆さんは夏の暑さ対策はどのようにしていますか？

特にお子さんや年配の方がいらっしゃるご家庭では

夏の暑さが少しでも和らぐ方法や対策などはないのか・・・

毎年試行錯誤し悩まれていることかと思います😟

外壁塗装や屋根塗装なんて暑さ対策となんの関係があるの？

関係なさそうに思われる住宅リフォームですが

「塗装と暑さ対策」はとても重要な関わりがあるんです‼️

一日の中で学校やお仕事、外出されている時間はもちろんあると思いますが

皆さんが生活の中で多くの時間を過ごすのがご自分の住んでいる住宅。「家」です🏠

「猛暑」とは、通常の気温と比較して著しく暑い状態を指し、特に日本では1日の最高気温が35℃以上の日を「猛暑日」と定義しています。

定義

猛暑（もうしょ）は、気温が異常に高く、主に夏季に見られる気象現象です。特に、2007年以降、気象庁は1日の最高気温が35℃以上の日を「猛暑日」として公式に認定しています。

原因

気候条件: 猛暑は、通常、強い高気圧に覆われた晴天の日に発生します。この状態では、風が弱く、周囲からの冷たい空気や湿気の流入も少なくなります。
地形の影響: 内陸部や山間部では、熱が蓄積しやすい環境が作られ、特にフェーン現象が影響します。これは山から吹き降りる乾燥した高温の風が原因で、これにより夏でも猛暑となることがあります。

日本における猛暑の状況

増加傾向: 近年、特に地球温暖化の影響により、猛暑日が増加しています。全国的に観測される猛暑日数が増加しており、2022年には特に多くの日数で記録されました。

　家の中が熱くなる原因はなに？　

壁や屋根が熱を閉じ込めるから

建物の室内は壁や屋根で密閉されており、熱が外に逃げにくい構造になっているため、内部が温まると外より暑くなります。

通気性が高くて涼しいイメージがある木造の住宅でも、日当たりの良さや何階建ての建物かによって室内が暑くなるケースがあるでしょう。

また、西向きの部屋は夏の日差しが強く、午後から室内温度が上がり、夜になっても熱が外に放出されないため、室内の温度が高くなりやすいのが難点です。

そして、暖かい空気は上へ上へと溜まっていくので、2階建ての建物の場合は2階の部屋が暑くなります。

近年問題になっている電気料金の大幅値上げ

燃料費の上昇
日本は火力発電に依存しており、その燃料（石油、石炭、液化天然ガス）はほとんどが海外から輸入されています。特に、ロシア・ウクライナ情勢により、国際的な燃料価格が急騰し、これが電気代に直接影響を及ぼしています。
国内の電力供給不足
東日本大震災以降、原子力発電所の多くが停止しており、電力供給が減少しました。再生可能エネルギーの導入は進んでいるものの、依然として火力発電への依存度が高い状態が続いています。この供給不足が電気代の上昇を引き起こしています。
円安の影響
燃料を海外から輸入しているため、円安が進行すると燃料価格が上昇します。これにより、電気料金も上がる傾向があります。最近の為替市場の動向が、電気代の高騰に寄与しています。
再生可能エネルギー賦課金の増加
再生可能エネルギーの導入を促進するための費用が消費者に転嫁されており、これに伴う「再エネ賦課金」の値上げが電気代を押し上げています。2025年度にはこの賦課金が過去最高の3.98円/kWhに達する見込みです。

まとめ

これらの要因が複合的に影響し合い、電気代が上昇しています。今後もこの傾向が続く可能性があるため、家庭や企業は電気代の高騰に備えた対策を講じる必要があります。

夏場のエアコンの温度を上げるなどして対策される方もいますが

近年続く猛暑日・・・我慢してまで過ごしたくないですよね😨

・遮熱塗料【１５～１８年】
太陽光を反射する効果を持つ塗料で、室内の温度上昇を抑制する効果が期待できます。
夏の室内温度上昇を抑える効果があり、最大で２～４℃温度を下げる効果があります。また、節電・省エネにも効果的です。さらに、建材の熱傷を防ぐことができ、高い耐久性も兼ね備えています。その性能から省エネ商品として国に推奨されておりたくさんのご家庭で利用者が増えている注目の塗料です。

遮熱塗料とは

遮熱塗料は、正式には「高日射反射率塗料」と呼ばれ、太陽光の熱を反射する特性を持つ塗料です。日本塗料工業会によって規定された仕様に基づいており、主に屋根や外壁に使用されます。これにより、夏場の室温の上昇を防ぎ、冷房の効率を高める効果があります。

温度上昇の抑制：遮熱塗料は、屋根や外壁に塗布することで、太陽光を反射し建物表面の温度を下げることができます。これにより、室内温度が最大で2〜3度下がるとされています。
省エネ効果：室内温度の上昇を抑えることで、エアコンの使用頻度が減り、電気代の削減にもつながります。
耐用年数の向上：太陽光による熱劣化から建材を守るため、屋根や外壁の耐用年数を延ばす効果があります。一般的な耐用年数は約8年から12年です。
環境への配慮：遮熱塗料は環境負荷を軽減するため、各地の自治体で補助金が支給されることもあります。

見積もりを取る際は、一般的に３社前後の業者から見積もりを取得し、それぞれの価格帯や施工内容を比較することをおすすめします。それにより、しっかりと見積りを比較したうえで適正価格の施工業者を選択することが出来ます。