シーリングって大事?🧐

ブログ 2024.01.09

今回は補修作業のひとつである、シーリングについてご案内させていただきます!

目立たない場所ではありますが建物にとって、とても大切な場所です。

この記事を読み終わったら、ぜひ皆様のお家もチェックしてくださいね!😉

簡単にご説明すると外壁のつなぎ目等に埋めたり、

建物に存在するわずかな隙間を埋めるための

柔らかなゴムのような素材の充填剤です。

サッシの金具と壁のつなぎ目や

外壁の窓周り等にも使用されています。

またシーリングはコーキングや目地と呼ばれることもあり、

皆さんも違いがあるのかと困惑したかもしれませんが…

一般的な会話においては、どれを使っても同じ様な意味合いですので、

お好きな言い方で呼んでくださって大丈夫です!

シーリングの主な役割は2つ!

外壁材と外壁材の隙間や窓やドアのサッシ周り等、
建物にある隙間を埋める事で、雨水などの侵入を防ぎます。
シーリングは雨漏りや漏水を防止し、建物全体の防水性を高める役割があります。

建材は外気温や湿度変化によって、膨張と収縮など
人の目には見えない緩やかな動きがあります。
その為、硬い建材同士を隙間なく配置してしまうと、
建材同士がぶつかり合い割れてしまったり、歪んでしまうなど…
外壁の耐久性が低下してしまうので、その隙間にゴムのような
シーリング材を挟むことでクッションの役割をしてくれます。

目立たない場所ではありますが、建物を守ってくれる

とっても大切な役割を持っています。

シーリングの工事は主に2つあります。
打ち替え  打ち増し と呼ばれる方法です。

それぞれの特徴をご説明致します。

現存の古いシーリングを継ぎ目に残した状態で、上から重ねてシーリング材を打ちます。
手軽に行うことができるため費用を安く抑えることができますが、
打ち替えと比べて耐用年数が短くメンテナンスの頻度が高まります。
また既に現存のシーリングが劣化している場合は効果がありません。

現存のシーリングを全て撤去し、新しくシーリングを打ちます。
綺麗に撤去・掃除してから打つ為、
短くて7~10年・長いと12~15年前後になり、
耐久性・防水性をより上げることができます。
ですが手間は増える為、打ち増しと比べて費用はかかります。

どちらの工法が良いかは、皆様の住宅の状態等により変わることもあります。
それでは、ご自宅が下記の画像の様な状態ではないか確認していきましょう!

建材との間に隙間が

できてしまっている状態です。

剥離してしまう原因は主に

経年劣化がおおく、もし施工から

数年しか経っていない場合は、

プライマーという接着剤がきちんと

塗布できていなかった場合等が

考えられます。

シーリングの真ん中に細かく

ひび割れが入っている状態です。

ひび割れの原因も主に経年劣化で

おきるものです。

しかし地震や地盤沈下、

台風の強風などで建物が

大きく歪んでしまうと、

耐え切れずひび割れてしまうことも…

シーリングには柔らかくして

加工しやすくするために

可朔材が入っています。

塗料との相性が悪い場合や

汚れを吸収することで

黒く変色してしまします。

ブリード現象が起きると

目地が痩せてしまいます。

ブリード現象によって可朔材が

溶け出すとシーリング自体が

痩せてしまいます。

柔らかさがなくなり薄く、

弾力も無くなっている状態なので、

ひび割れが起きやすい状態です。

目立たないけれど建物にとって、とても大事なシーリング。

シーリングの補修工事だけをされる方も少なくありません。

定期的なメンテナンスが建物を存続させる重要な要素になってきます。

シンカハウスでは、現地調査やもし施工する場合の

見積りなども無料で承っております。

お気軽にご相談くださいね!